リバプール、19歳の新鋭MF獲得で基本合意 クロップ監督が高評価、攻撃陣さらなる強化へ
フルハムMFファビオ・カルバーリョ、リバプールと基本合意報道
日本代表FW南野拓実が所属するイングランド1部リバプールが、フルハムのMFファビオ・カルバーリョ獲得で基本合意に達したと英メディア「Football Insider」が報じた。ユルゲン・クロップ監督が高く評価する19歳を加え、攻撃陣はさらに厚みを増すことになりそうだ。
カルバーリョはポルトガルの名門ベンフィカのアカデミー出身。2014年に英国に移り住み、フルハムでプロデビューを飾った。今季は英2部チャンピオンシップで27試合7得点6アシストを記録。フルハムでは4-2-3-1のトップ下や4-3-3のインサイドハーフとしてプレーしている。
また、カルバーリョはイングランドとポルトガルの二重国籍を持つため、U-15からU-18まではイングランド代表としてプレーしたきたが、先日ポルトガルU-21代表としてデビューを果たした。今後、代表はどちらの国を選ぶのかも注目される。
最新のレポートによれば、リバプールはカルバーリョの獲得で基本合意に達したという。今季限りで契約満了となるため移籍金は発生しないが、育成補償金として数百万ポンドがフルハムに支払われることになるという。
今年1月の移籍市場でもリバプール移籍に迫っていた。マーケット最終日に500万ポンド(約8億円)の移籍金で合意に達したものの、期限内に交渉をまとめることができず、“時間切れ”で正式契約には至らなかった。しかし、クロップ監督はカルバーリョを高く評価しており、獲得の噂は継続していた。
冬の移籍市場で加入したコロンビア代表FWルイス・ディアスが瞬く間にチームに馴染みアタッカー陣の層が厚みを増しているなかで、さらなる強化を実現させようとしているリバプール。19年に加入したMFハービー・エリオットに続き、またしてもフルハムから将来有望な若手選手を連れてくることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)