W杯アジア最終予選ラストの日本×ベトナム戦、戸田和幸&佐藤寿人の元日本代表ダブル解説でDAZNが配信
W杯出場を決めて迎えるベトナム戦、日本はどんな戦いを見せるのか
スポーツチャンネル「DAZN(ダ・ゾーン)」は、3月29日に行われるカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第10節の日本対ベトナム戦を、戸田和幸氏&佐藤寿人氏の元日本代表ダブル解説で配信する。
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森保一監督率いる日本代表は、前節オーストラリア戦に2-0で勝利し、7大会連続7回目のW杯出場を決めた。最終予選ラストのベトナム戦は、3月29日19時35分にキックオフ予定。当日は試合終了後のフラッシュインタビューに続いて現地スタジアムの様子、そして解説陣とともに即座に試合を振り返る「THE REVIEW」が配信される。
ベトナム戦で解説を担当する戸田氏、佐藤氏のコメントは以下のとおり。
■戸田和幸氏コメント
「ここからはワールドカップで勝つため、ベスト8以上に進出するための戦いが本格的にスタートします。森保一監督は最初から世界で結果を出すことを意識したチーム作りを進めてきていますし、選手たちも本大会に向けた競争が始まっていることは理解しているはずです。本来ならばカタール行きを決めた達成感に浸りたいところかもしれませんが、ワールドカップ開幕まで約8か月しかありません。本大会に向けてメンバーが入れ替わっていくこともあるでしょう。また、選手にとって23人の最終メンバーに選ばれるかどうかは、自身のキャリアに大きく関係してきます。それぞれにとって、すごく大事な期間となります。ここからはチーム、選手が世界と戦うための意識を高め、1つ1つの活動や試合において、いろいろな確認をしていかなければならないわけです。今回のベトナム戦は決して消化試合ではありません。日本代表チームには新しい取り組みが始まっているという意識、パフォーマンスをこの試合で見せてもらいたいと思っています」
■佐藤寿人氏コメント
「今回のベトナム戦で個人的に注目しているのは、これまでなかなか変えられなかった組み合わせや戦い方のテストについてです。例えば、今の日本代表は右サイドからの攻撃がストロングポイントですが、伊東純也選手へのマークがタイトになっているなかで、どうやってゴールへの道筋を作っていくか。彼がいない場合の戦い方も見出していきたいところです。1トップに誰を置くのか、どんな仕事を求めるのかもポイントになりそうです。今の日本代表には複数ポジションをこなせる選手が多いので、試合中に立ち位置や役割を変更することで様々な変化をつけられるとも思います。ワールドカップは選手交代による個の力だけで局面を変えられる舞台ではないと思うので、ピッチ内の変化で戦い方の幅を広げ、引き出しを増やしてほしいとも思っています。ベトナム戦は本大会でベスト8以上に進むため、日本サッカー界に新しい扉を開くための新しいスタートとなります。その第一歩となるベトナム戦でどんなテストをしていくのか。中継ではメンバー構成や試合中の変化にしっかりと注目していきたいと思っています」
(FOOTBALL ZONE編集部)