J1神戸、ロストフMF橋本拳人の移籍加入を発表 FIFA特例措置で6月末まで契約「仲間に入れてくれ本当に感謝しています」

神戸に加入するMF橋本拳人【写真:高橋 学】
神戸に加入するMF橋本拳人【写真:高橋 学】

2020年夏にFC東京からロシアのロストフへ完全移籍

 J1ヴィッセル神戸は3月27日、ロシア1部ロストフに所属するMF橋本拳人が移籍加入すると発表した。今回の加入は、FIFA(国際サッカー連盟)のレギュレーションにより、ロシアのチームとの契約が一時停止された措置を受けてのものとなり、契約期間は6月30日までとなる。

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 現在28歳の橋本は2020年夏にFC東京からロシアのロストフへ完全移籍。昨季はリーグ戦19試合6ゴールの活躍を披露し、2年目の今季はここまでリーグ戦10試合2ゴール2アシストの結果を残していていたが、ロシアによるウクライナへ進攻を受けて、国内外への移籍が囁かれていた。

 FIFAは、ウクライナとロシア国内クラブに所属する外国籍選手やスタッフらに対して、3月10日までに再契約を行うことを通達。合意しなかった場合には、6月末まで他クラブと自由に契約できるという特別処置を講じており、神戸入りが決まった形となった。

 同選手は「FCロストフから移籍してきました橋本拳人です。ここ1か月間難しい状況だった僕に声をかけていただき、仲間に入れてくれたヴィッセル神戸さんには本当に感謝しています。いち早くチーム戦術、チームメイトの特徴を理解し、全力でヴィッセル神戸のために戦います」とコメントを発表している。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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