「ドラマチックなW杯予選だった!」 日本の豪州戦“ラスト5分”の劇的シーンに海外コメンテーター感嘆
三笘が5分間で2ゴール、劇的な幕切れに海外メディアが注目
森保一監督率いる日本代表は、3月24日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節で2-0と勝利し、敵地で7大会連続のW杯出場を決めた。拮抗した展開のなか、後半39分から途中出場したMF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)が5分間で2ゴール。劇的な勝利をもたらした展開に、海外のスポーツコメンテーターは賛辞を送っている。
オーストラリアとのアウェー戦に勝てば、日本のW杯出場が決まる大一番となったこの一戦は、互いにチャンスを決め切れずスコアレスのまま推移。日本は後半39分、切り札として三笘を投入するとその5分後、DF山根視来(川崎フロンターレ)の右クロスに反応し先制ゴールをマーク。同アディショナルタイム4分にも個人技での突破から右足シュートを突き刺し勝利を掴んだ。
終了間際の2ゴールで、劇的な形でW杯出場を決めた日本。その展開に海外メディアも注目し、米スポーツ専門テレビ局「CBSスポーツ」公式ツイッターは、三笘の先制ゴールシーンを添えて「89分にカオル・ミトマが均衡を破り、日本に7大会連続のW杯をもたらした」と綴っている。
この投稿に、英公共放送「BBC」やオリンピック放送機構などのスポーツコメンテーターを務めるオリー・ホグベン氏が反応。自身のツイッター上で「この試合は、最後の5分間が信じられないほど素晴らしく、解説をするのがとても楽しかった。世界各地で行われた中でも、ドラマチックなW杯予選だった! このような試合を伝えられて幸せに思う」と感嘆の声を挙げおり、三笘の衝撃2ゴールによる劇的勝利は、日本のみならず、世界にも反響が広がっていた。
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