G大阪パトリック、ゴール後なぜベンチ横へ? 選手らかわし“宇佐美ユニフォーム”掲出「泣けた!」「感動」
ルヴァンカップ第3節鹿島戦、ゴール後に見せたパトリックの行動に注目
ガンバ大阪は3月26日のルヴァンカップ・グループステージ第3節鹿島アントラーズ戦で1-4と敗れたなか、G大阪FWパトリックが負傷離脱している盟友FW宇佐美貴史のユニフォームを掲げるゴールパフォーマンスを見せて話題を呼んでいる。
開始4分、ペナルティーエリア右からパトリックがクロスを送り、ファーサイドでDF藤春廣輝が反応。シュートはポスト右に阻まれるも、こぼれ球をパトリックが押し込んで先制点を奪った。
ガッツポーズを見せながらベンチへ走るパトリックは、選手やスタッフをかわし、なぜかベンチ横へ。そこから取り出したのは背番号「39」――宇佐美のユニフォームだった。
宇佐美は3月6日のJ1第3節川崎フロンターレ戦で負傷。右アキレス腱断裂と診断され、翌日に手術を行い、長期離脱を余儀なくされている。そんな宇佐美のユニフォームを掲げ、エールの思いを伝えたのだ。
試合はその後逆転され、1-4と敗れたなか、パトリックは試合後に自身のツイッターを更新。宇佐美のユニフォームを掲げる瞬間を紹介しつつ、「ごめんなさい、今日はこの試合の結果に不満を感じています。友人の宇佐美を称えるゴールを決めました。試合に勝ちたかったです。もっと頑張って戦い続け、さらに成長していきましょう! 応援ありがとうございます!!」と日本語のメッセージを発信した。
パトリックが盟友のユニフォームを掲げ、激励メッセージを届けるゴールパフォーマンスの映像も広がっており、ファンから「宇佐美のユニ掲げてたの泣けた!」「感動」「胸が熱くなった」「宇佐美愛」「人の良さが滲み出てる」などの声が相次いでいる。
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