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三笘薫の「致命的な一撃」 豪州代表デビューMFが葛藤吐露「明らかに期待外れだった」
日本戦でデビューもホームで敗戦、MFジャンニ・ステンスネスに注目
森保一監督率いる日本代表は、3月24日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節で2-0と勝利し、敵地で7大会連続のW杯出場を決めた。オーストラリア代表MFジャンニ・ステンスネスは、この日本戦で代表デビューを飾ったなか、喜びと悲しみの感情が入り交じった葛藤を吐露している。
本拠地で日本にW杯出場を決められたオーストラリアは、アジアプレーオフに回ることが決まった。同国代表の公式サイトでは「サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)デビューを果たしたジャンニ・ステンスネスが葛藤」と題して特集を組んでいる。
オーストラリアで生まれ育ったステンネスは、父がニュージーランド出身のため、ニュージーランドU-23でプレーした経験を持つ。最終的にA代表ではオーストラリア代表を選択し、日本戦のスタメンに名を連ねてデビューを飾った。
ステンスネスは「試合にはいい感じで臨めて、自信もあったし、チーム全体もそうだった。残念なことに、最後の最後で崩れしまった」と悔しさを滲ませる。
公式サイトでも「後半44分に致命的な一撃を受けるまで(その後、後半アディショナルタイム4分に日本が2点目を決め、さらにダメージを受けた)、サッカルーズがまだ予選を戦っていた」と試合を描写しており、MF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)の2ゴールによって、W杯自動出場権獲得の望みは絶たれ、アジアプレーオフへ回ることになった。
ステンスネスにとって、待望のデビュー戦であると同時に失意の一戦にもなり、「試合に出るということは、多くの希望や夢が叶ったことを意味し、僕にとっては本当に大きな瞬間だったけど、明らかに期待外れの結果だった」と複雑な胸中を吐露していた。
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