「大宮対岡山」で珍事、Jデビュー戦のMF→異例の“急造GK”が話題 「めったに見られない」
大宮のメンバー入りGKが全員負傷、CBとして出場の栗本広輝が代役を務める
J2リーグ第6節の大宮アルディージャ対ファジアーノ岡山の一戦は3月26日、NACK5スタジアムで行われ1-1の引き分けに終わったなか、この試合がJリーグでデビュー戦となった大宮MFが、急造ゴールキーパー(GK)としてもプレー。滅多に見られないハプニングに、ネット上では「何が起きてるんだ」「大変な事になってる」と話題になっている。
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今季初勝利を目指した大宮は、ホームの岡山戦で前半13分、MF矢島慎也の先制ヘッド弾で先制も、GK南雄太が負傷し、ハーフタイムで交代。代わって後半からはGK上田智輝がゴールマウスを守ったが、その上田もキックした際に足を負傷してしまう。
メンバー入りしてした2人の守護神がいずれも怪我で交代してしまった大宮は、後半22分に上田に代えてDF西村慧祐を投入すると、この試合がJデビュー戦で、センターバック(CB)として出場していたMF栗本広輝が急造GKに。上田が着用していた「背番号31」のユニフォームを身に纏ってゴールを守ったものの、同アディショナルタイムに失点した。
Jデビュー戦で本職外のポジションを務めた珍しい光景に、ネット上では「大変な事になってる」「サッカー何があるかわからない」「どういう状況」「めったに見られない」「何が起きてるんだ」「なんだこれ」と驚きの声が上がり、話題となった。
31歳の栗本はこれまで、JFLのホンダFCやアメリカのクラブを渡り歩き、今季から大宮へ完全移籍加入。この日、Jリーガーとして第一歩を踏み出した苦労人にとっては、思わぬデビュー戦となった。
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