日本代表主将DF吉田麻也が語る“森保監督評” 批判や逆境に直面「1ミリもブレなかった」とリスペクト
「日本人監督ということで非常に大きなプレッシャーがあったと思う」と言及
日本サッカー協会(JFA)が3月26日にカタール・ワールドカップ(W杯)出場権獲得会見を行い、DF吉田麻也(サンプドリア)はチームを率いる森保一監督について「1ミリもブレなかった」と絶賛し、リスペクトの念を示した。
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最終予選序盤の日本代表は苦しんだ。初戦でオマーンに0-1と敗れ、続く中国戦は1-0と勝利するも、第3節でサウジラビアに0-1と敗れて2敗目を喫した。チームは一時4位に沈むなど低空飛行を強いられ、森保監督の進退問題も浮上し、代表チームを取り巻く喧騒は激しさを増していく。それでも見事に立て直して6連勝を飾り、今月24日の第9節オーストラリア戦で2-0と勝利し、7大会連続のW杯出場を決めた。
キャプテンとしてチームを牽引した吉田は森保監督について「日本人監督ということで非常に大きなプレッシャーがあったと思うし、最初の3試合でつまづいて批判やプレッシャーが大きくなったことは予選を難しくしたと思う」と回想した一方、逆境での立ち振る舞いに舌を巻いたという。
「監督は1ミリもブレなかった。多くの監督と接してきたけど、悪い時にブレる監督も存在して、そうすると選手も不安になるし疑問を抱きながらプレーする。そういう点が一切見られなかったのは凄い。監督としてというより、人間としてリスペクトがある。そういうところを学ばないといけないと思って見ていた」
森保ジャパンは今月29日の最終節、ホームでベトナムと対戦。11月のカタールW杯で“ブレない監督”に率いられたチームはどんなパフォーマンスを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)