吉田麻也と長友佑都の熱いやり取り 黒星後に部屋で“発破”「目が覚めた。頬を叩かれたような気持ち」
当時のエピソード回想「熱量を持って挑まなきゃダメだろと言われて」
日本サッカー協会(JFA)が3月26日にカタール・ワールドカップ(W杯)出場権獲得会見を行い、DF吉田麻也(サンプドリア)はキャプテンとしてチームを牽引するなかでDF長友佑都(FC東京)から発破をかけられたエピソードを明かし、「目が覚めた。頬を叩かれたような気持ちになった」と振り返っている。
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日本代表は24日に行われたカタールW杯アジア最終予選第9節でオーストラリアと対戦し、敵地で2-0と勝利を収めて7大会連続のW杯出場を決めた。吉田は「本当に難しいなかで勝ち取ることができてホッとしている」とコメントした。
キャプテンとしてチームをまとめる立場となった吉田は「今までと違うのは自分の立ち位置。そのなかで(東京)オリンピックが終わり、頭を切り替えて最終予選だと臨んだ1試合目につまずき、頭の整理と心の準備ができていたのかと自問自答した」と振り返る。最終予選初戦のオマーン戦で0-1と敗れ、まさかの黒星スタートとなったなか、長友と話す機会があったという。
「2試合目の時に長友選手が部屋に来て、発破をかけてくれた。もう1回、それこそ熱量を持って挑まなきゃダメだろと言われて目が覚めた。頬を叩かれたような気持ちになった。そこからピッチでパフォーマンスを高めないと言葉に説得力が付いてこないと意識した」
第2戦の中国戦で1-0と勝利し、続くサウジアラビア戦は0-1と惜敗したものの、第4節のオーストラリア戦から6連勝。苦戦しながらも持ち直した森保ジャパンの裏側ではベテラン選手同士の熱いやり取りもあったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)