JFA田嶋会長、森保一監督の起用経緯に言及 「ずっとという気持ちはなかった」
オンラインで行われたW杯出場権獲得会見に出席
カタール・ワールドカップ(W杯)本大会出場が決定した日本代表は3月26日、出場権獲得会見をオンラインで実施。登壇したJFA(日本サッカー協会)の田嶋幸三会長は、森保一監督を起用し続けた経緯について、「選手との関係を見ていて揺るがなかった」と語っている。
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日本はカタールW杯アジア最終予選を、破竹の6連勝で突破。その道程は平坦ではなく、昨年9月に行われたオマーンとの初戦(0-1)をいきなり落としたチームは、続く中国戦を勝利したものの、アウェーでのサウジアラビア戦(0-1)でも敗れ、本大会進出へ窮地に立たされた。
予選序盤の低調な戦いぶりに、森保監督への“解任論”も浮上。それでも、指揮官への信頼を一貫して語っていた田嶋会長は「森保監督はW杯予選の厳しさを選手としても体験している。Jリーグ優勝監督、日本人としてもトップクラス。彼に任せるのは西野(朗)技術委員長時代に決めたが、一度決めたからずっとという気持ちはなかった」と振り返った。
さらに、同会長は「危機だ、危機だというのが、本当にチームの危機なのかはチームの愛情や選手との関係を見ていて揺るがなかったから、確信して任せた。様々な可能性を考えるのはリスクマネジメント。それをしているからチームが前に進める。あらためて森保監督を信じてサポートできて良かった」と続け、指揮官へ絶大な信頼を置いていることを強調した。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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