“10番”ハメスはコロンビア代表では命運を握るエース! ブラジルW杯敗退後は「5時間泣いた」
地元テレビ局に語った2014年W杯の思い出 最高の瞬間はあのスーパーゴール
レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスが、母国コロンビアの地元テレビ局「カラコル・テレビ」のインタビューでこれまでのコロンビア代表キャリアを振り返り、ベストとワーストの瞬間を振り返っている。いずれもベスト8で敗退した2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)からの選出となり、まさに天国と地獄の両方を味わった大会として記憶に刻まれているようだ。
ハメスはまずコロンビア代表キャリアのハイライトとして、ブラジルW杯の決勝トーナメント1回戦のウルグアイ戦(2-0)を振り返った。「ウルグアイ相手に決めたゴールは僕のベストだ」と、南米対決で決めた1点目のスーパーボレーを代表でのベストゴールに選出している。
あの美しい一撃は、今も多くの人の脳裏に焼きついているはずだ。ハメスは味方からの浮き球パスをペナルティーエリア手前で受けると、胸トラップでコントロールし振り向きざまに左足を一閃。シュートはクロスバーに当たって地面に叩きつけられながら、ゴールラインを破った。この試合、ハメスは後半にも得点を決めるなど大暴れで、同国史上初の8強入りに貢献した。
ブラジルW杯で6得点をマークし、ゴールデンブーツ賞(得点王)も獲得したハメスのボレーシュートは、ファン投票による大会ベストゴールにも選出された殊勲のゴール。本人も納得の一撃だったようだ。
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