サラーのリバプール残留をOBオーウェン氏予想 移籍なら「マンCへ横流しか、格落ち」

リバプールで活躍するFWモハメド・サラー【写真:AP】
リバプールで活躍するFWモハメド・サラー【写真:AP】

「交渉に時間がかかるのは、当たり前のこと」 交渉の長期化に理解

 イングランド1部リバプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーは、2023年6月にクラブとの契約が満了を迎える。リバプールとサラーは、ともに契約延長を目指しているとされるが、交渉は合意に至っていない。それでも、クラブのOBである元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は、サラーのリバプール残留に楽観的なようだ。英公共放送局「BBC」が報じている。

 17年にローマからリバプールに加入したサラーは、公式戦239試合で153ゴールを記録。クラブのエースとして、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝、プレミアリーグ初優勝など、さまざまなタイトル獲得に貢献してきた。

 ユルゲン・クロップ監督は、「あとはモウ(サラーの愛称)決断次第だ。クラブは、自分たちができることをやった」と、両者の交渉の状況を説明していたが、オーウェン氏はサラーがリバプール残留を決断すると予想している。

「モウ・サラーがリバプールと契約を延長しなかったら、とても驚きだね。現時点で、ほかにどんな選択肢があるんだ? マンチェスター・シティへの横流しか、それ以外であればどのクラブに行ったとしても格落ちになる。なぜなら、この2チームほど良いチームは、現在、世界でどこにもないからね」と、説明した。

 そして、「みんなに時間を与えなければいけない。なぜなら、こうしたことは一晩で決まることではないからね。僕たちは世界最大のクラブの1つ、そして世界最大の選手の1人の話をしていて、その選手にとってキャリアで最大の契約についての話をしているんだからね。契約交渉に時間がかかっているのは、当たり前だと思っているよ」と、交渉の長期化にも理解を示した。

 サラーには、スペイン1部バルセロナ、イタリア1部ユベントスなどが獲得に関心を示していると報じられているが、オーウェン氏は現時点でリバプールに並ぶクラブは、シティ以外にないと考えているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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