負傷のリスク回避へ… 北京で開催予定の“マンチェスター・ダービー”が豪雨で中止

“モウ・ユナイテッド”と“ペップ・シティ”の初対決はおあずけに…

 現地時間25日に北京で激突する予定だったインターナショナルチャンピオンズカップ(ICC)、マンチェスター・ダービーが悪天候の影響によって中止となった。マンチェスター・ユナイテッドの公式サイトが伝えている。

 今季からシティはジョゼップ・グアルディオラ監督、ユナイテッドはジョゼ・モウリーニョ監督を招へい。両監督はかつてバルセロナとレアル・マドリードというスペインのライバルクラブで鎬を削った宿敵同士で、レアルを率いていたモウリーニョ監督がペップの腹心であるコーチに目潰しを仕掛けるなど、とんでもない蛮行に出た前科もあって、ICC切っての好カードとして注目されていた。

 しかし中国北部で続いている記録的な集中豪雨によって、北京市内では20日から21日までの24時間で246ミリという大雨を記録。これは7月の1カ月分の平均降水量の約15倍にあたるものだったという。路上も成人男性の胸元まで冠水するなど、多数の死者が出る事態となっている。

 これを受けてユナイテッドは、公式サイトで「ここ数日の気候状況によって、大会主催者と参加クラブは、25日に北京で行われる予定だったICCの中止を決めた」との声明を発表している。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング