「もっとハイレベルのパフォーマンスを…」 “失墜の10番”ハメスがレアルでのリベンジ誓う

母国テレビ局のインタビューで激白

 レアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、マンチェスター・ユナイテッドからの8500万ユーロ(約97億円)という破格のオファーも断り、クラブへの忠誠を誓った。それでもジネディーヌ・ジダン監督の下でベンチ要員である現状には当然満足しておらず、「ハイレベルでのパフォーマンスをしたい」とスタメン奪還への意欲をたぎらせている。コロンビアの地元テレビ局「カラコル・テレビ」に語ったもの。

 昨季はハメスにとって転落の1年となった。加入1年目の14-15シーズンはリーグ戦29試合で13得点とチームに瞬く間にフィットした。しかし、警察との時速200キロのカーチェイスや夜遊びなどの醜聞で信頼を失い、今年1月に就任したジダン監督は強豪相手の大一番でハメスを先発起用しなかった。またカーチェイス事件の裁判について今月12日に出廷を命じられていたが、自らの25歳の誕生日を祝うためにコロンビアの自宅にDJや歌手などを招いたパーティーを実施し、出廷命令をすっぽかす蛮行に出ている。

 そんなハメスにはユナイテッドから97億円というオファーが届いたものの、「僕は自分のポジションを確保するために闘いたい。それが僕の夢なんだ」と残留を決断したことを明かしていた。ライバルは多いが、ジダン体制2シーズン目を迎える今季は、さらなる出場機会の確保に意欲満々の様子だ。

 

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