海外ツアーに積極的なプレミア勢 最長移動距離のクラブは3万キロ超! 岡崎のレスターは…

英メディアが集計 1位のトットナムは20クラブ中で断トツの強行軍

 プレミアリーグ各クラブは8月13日の新シーズン開幕に向けてプレシーズンマッチに臨んでいるが、普段のリーグ戦では考えられない長距離移動を強いられている。英公共放送「BBC」によると、全20クラブの総移動距離はなんと17万2413マイル(約27万7412キロ)にも及ぶという。

 近年、アジアやアメリカ大陸でプレシーズンマッチを戦って、クラブの収入源とする方法論は各国クラブに浸透している。サッカー金融専門家ロブ・ウィルソン氏は「プレシーズンマッチは巨大な“儲けどころ”だ。もしクラブが2週間の海外ツアーを敢行したとすると、500万ポンド(約7億円)から1000万ポンド(約14億円)を創出でき、クラブによってはそれ以上の収益を上げるところもあるはずだ」とコメントしている。

 そのため、今季も強豪クラブを中心に海外ツアーを敢行。こうした状況を踏まえて、同メディアは各クラブのプレシーズンマッチでの移動距離を算出している。

 最も“長旅”となるのは、昨シーズン3位に入ったトットナムだ。ノッティンガム・フォレスト戦とフルハム戦はトットナムの練習場で行なわれたが、26日のユベントス戦、29日のアトレチコ・マドリード戦はオーストラリアのメルボルンで行われるため、長距離の移動を強いられる。そして翌月5日にはノルウェーのオスロに戻ってインテルと戦うという超強行軍で、その合計距離は2万2468マイル(約3万6151キロ)。2位のチェルシーが1万4345マイル(約2万3081キロ)だけに、他クラブを大きく引き離してのトップとなった。

 

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