三笘薫、日本ファンを「狂喜乱舞させた」 英国での「成功」を所属元の地元メディア期待
オーストラリア戦で2ゴール、「日本をW杯へ送り届ける」と英メディア報道
日本代表MF三笘薫(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ)の活躍に所属元のブライトンの地元メディアも注目している。
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三笘は3月24日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節オーストラリア戦(2-0)で後半39分から途中出場。0-0の緊迫した展開でピッチに立った男は、ジョーカーとしてこれ以上ない働きを見せた。
同44分、DF山根視来(川崎フロンターレ)とMF守田英正(サンタ・クララ)とのパス交換から右サイドを突破し、ゴールライン際から中央へグラウンダーのクロスを供給。そこへ走り込んできた三笘が右足で流し込み、試合の均衡を破った。
三笘はさらに同アディショナルタイムに左サイドを得意のドリブルで切り裂き、再び右足のシュートで追加点をゲット。一瞬でトップスピードに達する切れ味鋭い突破でオーストラリアの守備網に穴を開けた。三笘の2ゴールで勝利した日本は7大会連続となるW杯出場権を獲得した。
この三笘の活躍に英国メディアも注目している。三笘は昨夏に川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍し、その後にベルギーのユニオンSGへ期限付き移籍していた。所属元ブライトンの地元メディア「The Argus」は「ブライトンのフォワード、カオル・ミトマが日本をW杯本大会へ送り届ける2得点を決めた」と見出しを打って報じている。
「1点目はボックス内でルーズボールをしっかりと捉え、ゴール左隅に蹴り込んだ。2点目はミトマが複数人のDFを抜き去り、元アルビオン(ブライトン)のGKマット・ライアンの守るゴールにシュートを放った。シュートはキーパーの手をすり抜けてゴールに決まり、日本のファンを狂喜乱舞させた。この日本代表がベルギーへローン移籍を終え、クラブにやってきて成功することを間違いなく期待しているだろう」
日本代表のヒーローとして名を上げた三笘。ブライトンで活躍する未来に向けて、早くも期待は高まっているようだ。