豪州戦2ゴールの三笘が日本のヒーローに、SNSで「三笘警察が増殖」

　日本代表は3月24日のカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選第9節でオーストラリアと対戦し、敵地で2-0と勝利を収めて7大会連続の本大会出場を決めた。途中出場したMF三笘薫（ロイヤル・ユニオン・サン＝ジロワーズ）が2ゴールの活躍を見せたなか、日本のヒーローの名前間違いが続出する珍事が発生。SNS上でトレンド入りし、「×三苫 ◎三笘」と話題を呼んでいる。

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　グループ2位の日本が敵地に乗り込み、3位オーストラリアと激突した大一番。勝てば日本のW杯出場が決まるなか、日本はFW南野拓実らが果敢にゴールへ迫る。それでも決定打を欠き、0-0のまま時計の針は回り続けた。

　そんな日本の救世主となったのが、後半39分にから出場した三笘だった。後半44分、DF山根視来とMF守田英正のコンビネーションで打開すると、山根がゴールライン際で折り返したパスに三笘が反応し、待望の先制ゴールを奪った。

　さらに圧巻は後半アディショナルタイムだ。左サイドでボールを保持した三笘は停止した状態から一気にギアを入れ替えて相手を置き去りにすると、ペナルティーエリア内で相手を手玉に取る流麗なフェイントを披露し、最後は右足シュートでダメ押しゴールを叩き込んだ。

　これで2-0と勝利した日本がカタールW杯出場を決め、殊勲の2ゴールを奪った三笘も歓喜。SNS上では、そんなアタッカーを絶賛する声が上がったなか、「三苫」「三笘」の名前間違いが続出。本来はたけかんむりの「三笘」が正しいなか、「三苫」と打ち間違えたり誤変換してしまう人が次々と現われ、「三苫」「三笘」の両方がトレンド入りする事態が起きている。

　SNS上でも「三苫→三笘(訂正多数」「×三苫　◎三笘」「三笘と三苫がトレンドってなんだよ」「三笘警察が増殖」などの声が上がっており、結果的に“三笘薫”の認知度が高まる嬉しい珍事となったようだ。