新「日本キラー」? 豪州代表FWが大一番へ闘志「魔法のような夜が来ると感じている」
ホームで日本を迎え撃つオーストラリア、負ければ日本のW杯出場が決まる一戦
森保一監督率いる日本代表は3月24日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節でオーストラリアと対戦し、敵地で勝利すれば本大会出場が決まる。オーストラリア代表FWアワー・メイビル(カスムパシャ)は、「日本キラー」の異名を持つ同国のレジェンドFWティム・ケーヒルらに負けない活躍を誓い、「魔法のような夜が来ると感じている」と語った。アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトが伝えている。
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現在のグループBは、首位サウジアラビア(勝ち点19)、2位日本(同18)、3位オーストラリア(同15)が上位につけるなか、上位2か国がW杯自動出場権を獲得し、3位はアジアプレーオフに回る。日本戦で敗れればプレーオフ行きとなるオーストラリアは、最終戦でサウジアラビアと対戦する。
日本をホームで迎え撃つなか、昨年10月に埼玉スタジアムで行われた日本戦に途中出場した26歳のメイビルは日本戦について「この瞬間を楽しみにしている」と言及。オーストラリアにとっては負けられない一戦となるが、レジェンド級の活躍を期しているようだ。
引き合いに出したのは日本戦でゴールを量産してきたケーヒルや代表チームを長年牽引したMFミル・ジェディナクだ。「子供の頃、ティム・ケーヒルの活躍を見ていた」と言及。さらに「マイル(ジェディナク)がワールドカップの出場資格を得るために奮闘したのも見てきた。これは僕たちにとってチャンスであり、魔法のような夜が来ると感じている」と続け、勝利すれば2位に浮上する日本戦へ闘志を燃やしている。
「僕たちはやるべきことをやる。そして歴史に名を刻む」と語るメイビルは、不退転の覚悟で日本戦に臨む心構えのようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)