冨安所属アーセナルの給与事情が判明 「あまりにも低い」若手コンビの水準に海外驚き
2人の若手スター、MFスミス・ロウとFWサカのサラリーに注目
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルの給与事情が明らかになった。スペイン紙「スポルト」が今季のチームを牽引する2人の若手スター、MFエミール・スミス・ロウ、FWブカヨ・サカのサラリーに関して驚きをもって報じている。
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今冬の移籍市場でチームトップの高給取りだったガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが契約解除してバルセロナへ渡った。それに伴い、現チームで最高額の給与を受け取るのはガーナ代表MFトーマス・パーティ。それに続くのがフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット、コートジボワール代表FWニコラ・ペペとなっている。
それぞれ週給でトーマスが20万ポンド(約3200万円)、ラカゼットが18万2000ポンド(約2900万円)、ペペが14万ポンド(約2200円)を受け取っている。上位の選手の給与は年俸換算では10億円を超える。
その一方で、スポルト紙が注目したのは、21歳のスミス・ロウと20歳のサカの待遇についてだ。プレミアリーグでは合わせて18得点7アシストを記録しているこの2人について同紙は「アルテタ監督のプロジェクトを牽引するアカデミー選手」としたうえで「(2人の)給与水準はあまりにも低いことに驚き」「(ガブリエウ・)マルティネッリや(マルティン・)ウーデゴールと並んで今季のガナーズで最も決定的だが、彼らの契約はピッチで提供しているものには見合っていない」と、驚きをもって伝えている。
彼らの給与はスミス・ロウが週給4万ポンド(約640万円。年俸換算で約3億4000万円)、サカが3万ポンド(約480万円。年俸換算で約2億4000万円)。チーム内では下から3番目と2番目となっている。
サカは2020年に、スミス・ロウは21年にそれぞれクラブとの長期契約を締結。今後のアーセナルを背負って立つ存在として大きな期待を懸けられている。今のパフォーマンスが続けられれば、それに見合った給与を受け取ることになるはずだ。
なお、今夏に加入した日本代表DF冨安は週給5万6000ポンド(約890万円)、年俸換算で290万ポンド(約4億6000万円)と伝えられている。
(FOOTBALL ZONE編集部)