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“崖っぷち”の日本戦、負けられないオーストラリア代表に米注目「完璧に近い結果が必要」
24日のホーム日本戦で敗れればプレーオフ行きのオーストラリア
森保一監督率いる日本代表は3月24日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節でオーストラリアと対戦し、敵地で勝利すれば本大会出場が決まる。米スポーツ専門局「ESPN」は、追い込まれている立場のオーストラリアに注目し、残り2戦で「完璧に近い結果が必要」と伝えている。
現在のグループBは、首位サウジアラビア(勝ち点19)、2位日本(同18)、3位オーストラリア(同15)が上位につけるなか、上位2か国がW杯自動出場権を獲得し、3位はアジアプレーオフに回る。日本戦で敗れればプレーオフ行きとなるオーストラリアは、最終戦でサウジアラビアと対戦する。
最終予選3連勝で好調なスタートを切ったサッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)だったが、直近5試合で1勝と大苦戦。「中国とオマーンに引き分けたことが仇となった」と失速ぶりを伝え、「オーストラリアがW杯出場権を獲得するには、最後の2試合で主要ライバルと対戦することになるため、完璧に近い結果が必要だ」と指摘する。
日本戦では主力選手が欠場するなど不安が広がる一方、ウルグアイ出身の帰化FWブルーノ・フォルナローリを初招集。「トム・ロギッチ、ハリー・サウター、アーロン・ムーイといった主力を欠き、前線に強力な選手が必要であることは、34歳にして初招集となったウルグアイ出身のブルーノ・フォルナローリの招集が物語っている」と紹介した。
崖っぷちに立つオーストラリアだが、日本戦で勝利すれば勝ち点で並び、得失点差で上回り2位へ浮上する。日本戦次第では可能性が広がるものの、米メディアは分が悪いと見ているようだ。
「日本戦とサウジアラビア戦で結果を出し、グループBの上位2チームに食い込むことは、オーストラリアにとって決して不可能なことではないだろう。しかし、2018年W杯の時と同じように、最終的にはプレーオフを経てカタールに辿り着くことになるかもしれない」と付け加えていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)