バルサ会長側近、オフの大型補強説に言及 「ハーランドの獲得は難しいが、不可能ではない」
ラポルタ会長のアドバイザー、マシップ氏が見解
スペイン1部FCバルセロナは今季低迷していたバルセロナが、途中就任のシャビ監督の下で徐々に復調を見せている。来季に向けて大型補強の噂も浮上しているなか、ジョアン・ラポルタ会長の側近はノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(ドルトムント)の獲得やアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)の復帰の可能性もゼロではないと語っているという。
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今季序盤戦はロナルド・クーマン監督の下で苦しい時期を過ごしたバルセロナ。昨年10月にクーマン監督を解任し、その後任としてカタール1部アル・サッドで指揮していたOBのシャビ監督を招聘し、再建を託した。
夏に加入したアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが不整脈の影響で現役引退を余儀なくされるという不測の事態に見舞われたが、冬の移籍市場でガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンやスペイン代表FWフェラン・トーレス、同FWアダマ・トラオレなど大型補強を敢行したことが功を奏して復調の兆しを見せている。3月20日に行われた敵地でのクラシコでは宿敵レアルを4-0で粉砕。リーグ戦5連勝を達成している。
シャビ監督のカラーがチームに浸透しつつあるなかで、今オフにはさらなる変化がチームに訪れるかもしれない。スペイン紙「マルカ」によると、ラポルタ会長のアドバイザーを務めるエンリック・マシップ氏は、スペインラジオ局「カデナ・コーペ」に対し、引き抜きの噂があるハーランドや昨夏に電撃退団したメッシの復帰について言及していたという。
「彼(ハーランド)の獲得は難しいが、不可能ではない。獲得のためにはさまざまな状況が整わなければいけないだろう。ラポルタが言ったようにクラブは補強を目指しているが、誰かを迎えるためには誰かが出ていく必要がある。メッシの復帰? 不可能なことなどないが、クラブがそのようなジェスチャーをとったことはない」
マシップ氏は2人のスター選手がチームに加わる可能性があることを認めた。メッシの復帰という仰天のストーリーについてはやや言葉を濁しているものの、可能性を否定することはなかった。
(FOOTBALL ZONE編集部)