「直接のライバルに行くなんて…」 後継者イグアインの111億円移籍にナポリの英雄マラドーナが落胆

最後はFI FAに恨み節

「イグアインだけの責任ではない。選手には責任があるが、今ではビジネスをする側の都合ばかりが優先されるんだ。そういう者ばかりが喜んでいるんだ。誰もファンのことなど考えない。うんざりするような話だが、今となっては良い会長でいることより、優秀なビジネスマンでいることが重要なんだ。私の時代にこんなことは起こらなかった。FIFAはいつまで眠り続けているんだよ」

 FIFA会長選挙への立候補に前向きだったマラドーナ氏だけに、最終的にはFIFAを中心としたサッカー界全体の問題であると怒りを露わにしている。だが、その引き金になったのは母国の後輩であり、自らの後継者に指名したエースによる背徳のユベントス移籍にあることは間違いなさそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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