南野拓実が語る上田綺世&林大地 2人のストライカーに期待「2人とも頼りになる」
大迫が怪我のため不在「それでもやらないといけない」
森保一監督率いる日本代表は3月24日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節でオーストラリアと対戦する。勝てば本大会出場が決まる大一番となるなか、MF南野拓実(リバプール)は23日のオンライン会見でFW上田綺世(鹿島アントラーズ)やFW林大地(シント=トロイデン)に触れ、「2人とも頼りになる」と期待を寄せている。
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FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、FW前田大然(セルテック)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)らが負傷で離脱したなか、「サコ君はチームにとって重要な選手の1人。ほかにも何人か抜けて、それでもやらないといけない。僕はポジションも出るか分からないけど、出たら自分の役割をしっかりやれれば。サイドならどうやって中に、ゴール前でどうプレーできるかというイメージはしているけど、誰が入るかは分からないので今日しっかり確認できれば」と出場に向けて調整を進めていく。
あくまでも「どのポジションでやるかはあまり考えていない。出たポジションでどう貢献できるかを考えているので。試合に出たらそれを発揮できれば」と語る南野。代表チームへの貢献を最優先に考えており、「チームに貢献したい気持ちは一番ある。何よりチームの勝利。誰がゴールをするかよりも。そのために頼りになる選手がたくさんいるのはいいこと。自分もそういう部分で貢献したい」と口にした。
大迫という軸が不在のなかでFW上田綺世(鹿島アントラーズ)やFW林大地(シント=トロイデン)らに言及。「五輪も何試合か見ていたし、上田の鹿島でのプレー、90分は見ていないけどハイライトとか。多彩なシュートパターンを持っていると思うし、力強い。林は五輪でポストプレーや身体を張るところ、ヨーロッパでも何点か取っていると思うけど経験を積んできている。2人とも頼りになる」と続けている。
「こういう決定するかという試合は経験上、堅い試合やいつもと違う緊張感、最終予選を振り返ってもそうだし、そういうなかで競り勝ってきた自信もこのチームにはある。最後は気持ちの強さが一番重要になると思う。決め切る場面、身体を張った守備、1つのカギになるんじゃないかと思う」
接戦をものにしながら勝ち点を積み重ねてきた日本。勝てばW杯出場が決まるなかで南野は「気持ちの強さ」をポイントに挙げていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)