「体調は絶好調」 板倉滉が豪州戦での活躍に意欲「持っている力を精一杯発揮する」
前回活動の中国戦、サウジアラビア戦ではスタメン起用で無失点勝利に貢献
森保一監督率いる日本代表は、3月24日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節でオーストラリアと対戦する。勝てば本大会出場が決まる大一番を前に、DF板倉滉(シャルケ)は22日のオンライン会見で、「(体調は)絶好調です」と闘志を燃やした。
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これまで代表7キャップの板倉は、キャプテンのDF吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(アーセナル)とレギュラー2人が怪我で不在だった前回の最終予選第7節・中国戦(2-0)、第8節サウジアラビア戦(2-0)でDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)とセンターバックのコンビを組み、チームの勝利に貢献した。
今回の3月シリーズでは、吉田が復帰した一方で、冨安は不在。吉田の相棒の座が空いており、板倉らにチャンスが巡ってくるのは間違いない。トランジットを合わせオーストラリア入りに「24時間くらい」を要したなかでも、コンディションは「絶好調」と語る板倉は、コミュニケーションを取ることを鍵に挙げている。
「彰悟くん(谷口)とやるにしろ、ナオくん(植田直通)とやるにしろ、麻也くん(吉田)とやるにしろ、分かっていることでもコミュニケーション取りながらやりたいし、それがすべてだと思う。もう少し時間があるので、確認しながらやりたい。麻也くんとも(東京)五輪で何試合か組んでいる。隣にいて頼りがいのある選手。自分もそうならないといけない」
板倉がA代表に初招集されたのは、2019年6月にブラジルで開催されたコパ・アメリカ(南米選手権)。そこから約3年が経過し、自身でも成長を感じているという。
「個人としても、コパ・アメリカから比べたら成長していると思う。まだまだ自分自身に期待もしているし、良くなると思っている。持っている力を精一杯発揮するところだけにフォーカスして試合に臨みたい」
野心に満ちた板倉の3月シリーズのプレーから目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)