遠藤航、大一番の豪州戦で誓う“4年前と異なる覚悟” 「中心としてやらないといけない」
敵地での豪州戦に勝てばカタールW杯本大会出場が決定
森保一監督率いる日本代表は、3月24日にカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第9節でオーストラリアと対戦する。勝てば本大会出場が決まる大一番で、MF遠藤航(シュツットガルト)は22日のオンライン会見で、「アウェーでも勝ち点3を取りに行く姿勢を見せたい」と語っている。
日本は最終予選初戦のオーマン戦(0-1)、第3節のサウジアラビア戦(0-1)に敗れ、本大会出場が危惧される状況に立たされた。しかし、昨年10月12日の第4節オーストラリア戦で4-3-3システムに移行し、そこから破竹の5連勝を飾り、サウジアラビアに次ぐグループ2位の座を守って、ラスト2試合に臨む。
前回の活動では、怪我で未招集となったDF吉田麻也(サンプドリア)に代わってキャプテンを務めた遠藤は、「個人的にはサッカーが好きで、選手をやりながらキャリアを伸ばせたと思う。上に行けば行くほど批判やプレッシャーも増えるけど、そこまで気にならないタイプでもあるので、自分にできることをチームのため、代表のため、クラブのためにやる。それで充実感があって楽しんでやれたら」と代表へのモチベーションを語った。
2018年のロシアW杯の本大会出場を決めたのも相手はオーストラリアだった。遠藤は本大会では出場機会がなかっただけに、今回の最終予選に関しては強い覚悟を持って臨んできたという。
「前回のW杯予選は力になったというより、一員としてやったイメージ。ロシアでもプレーできず試合を見て悔しさがあるなか、今は中心としてやらないといけない覚悟がある。そこが一番変わったところ。そんなに簡単な予選ではなかったけど、勝てば決まるというところでアウェーでも勝ち点3を取りにいく姿勢を見せたい」
攻守で欠かせないキーパーソンとなった遠藤が、大一番でどのようにチームを牽引するのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)