レアルファン激怒のオーバメヤン“危険タックル”、元審判員が“お咎めなし判定”に見解 「明確なイエロー」
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レアルMFクロースのすねに足裏タックルも、カード提示されず
スペイン1部バルセロナのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが、レアル・マドリードとの“クラシコ”で危険タックルを見舞いながら“お咎めなし”となったシーンを巡り、スペインメディアは元レフェリーの見解を報道。「レッドカードではなく、明確なイエロー」だったと報じている。
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現地時間3月20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第29節レアル戦で、バルサは4-0と勝利。オーバメヤンは2得点1アシストの大活躍を果たし主役となった一方、前半11分のワンシーンが物議に。敵陣でレアルMFトニ・クロースとルーズボールを争った際、右足裏がクロースの右すね付近に直撃。クロースは苦悶の表情を浮かべファウル判定となったが、マルティネス・ムヌエラ主審からカードの提示はなかった。
危険行為として捉えられかねないタックルだったものの、“お咎めなし”のジャッジが現地で話題に。スペインメディア「Deportes Cuatro」は「マドリードのファンがマルティネス・ムヌエラに激怒:オーバメヤンのクロースへの厳しいタックルは、無礼なものだった」と、宿敵ファンから怒りの声が噴出していることを報じていたなか、「マルカ」紙は元レフェリーで、同メディアでレフェリング解説を務めるアルフォンソ・ペレス・ブルル氏の見解を報じている。
「オーバメヤンのクロースへのタックルはレッドカードではなく、明確なイエロー」との見出しが打たれた記事で、ブルル氏は「レアル・マドリードの選手の足裏を当てたのは、明らかなイエローカードの行為だ」と分析。この試合を裁いたムヌエラ主審のジャッジには異論を唱えたものの、オーバメヤンのタックルは退場処分に値するものではないと指摘していた。