“元川崎組”が海外移籍で成長、谷口彰悟が実感「メンタル的にも強くなった」 代表での相乗効果に期待
海外クラブで研鑽を積む元川崎組に刺激「素直に自分も吸収したい」
日本代表DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)が3月20日のオンライン取材に対応。カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(24日)、ベトナム戦(29日)を控えるなか、昨季まで川崎で共闘した元川崎組について「メンタル的にも強くなったと感じる」と成長を実感しているという。
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近年、川崎から海外クラブへの移籍が続いている。昨夏、MF田中碧がドイツ2部デュッセルドルフ、MF三笘薫がベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへ。また今冬にはMF旗手怜央がスコットランド1部セルティックへ籍を移し、それぞれ異国で研鑽を積んでいる。今回は川崎に所属するDF山根視来も招集。三笘、田中、旗手に加え、DF板倉滉(シャルケ)、MF守田英正(サンタ・クララ)と元川崎組が多い。
それぞれの選手と共闘経験を持つ谷口は「知っている選手がたくさんいるのは強みになる。それぞれの特徴は理解しているので合わせやすいとは思うけど、今は別のチームでやっているので、それぞれレベルアップした姿でやれるのは嬉しく楽しみだけど、すり合わせもしないといけない。1回1回のトレーニングを大切にしたい」と語る。
三笘らの成長を感じているという谷口。「それぞれの特徴や個性は理解しているつもり。それをチームでどう生かすか、知っている選手がアプローチしていければ。そういう役割も多少担っていけたら。彼らも川崎で一緒のところから海外移籍して揉まれて、技術的なところもそうだけど、メンタル的にも強くなったと感じるようなことも多い。素直に自分も吸収したい。彼らも成長を見せたい気持ちが強いと思う。そういうパワーをチームとして結果に結びつけることができれば」と続け、元川崎組との相乗効果に期待を寄せていた。