今季新加入のスウェーデン人MFモーベルグ、磐田戦で初出場からわずか3分後に初ゴール

　J1浦和レッズに今季新加入したスウェーデン人MFダヴィド・モーベルグは、3月19日のJ1リーグ第5節ジュビロ磐田戦で移籍加入後、初出場＆初ゴールをマーク。出場からわずか3分後に得点を決める“衝撃デビュー”に母国メディアは「夢のビッグデビュー！」と注目している。

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　9日のトレーニングで初合流後、磐田戦で初のベンチ入りとなったモーベルグがいきなり魅せた。3-1とリードして迎えた後半頭から加入後初出場すると、そのわずか3分後、敵陣でボールを奪いドリブルでエリア内に進入。相手3人に囲まれながらも中央から左足シュートを放つと、これがゴール左に決まり、移籍後初ゴールをマークした。

　後半18分過ぎには、敵陣右サイドをドリブルで駆け上がると、再びチャンスが到来。またぎフェイントとボディフェイクを駆使しながらマッチアップした相手を翻弄し、ペナルティーエリア内右から強烈な左足シュートでゴールを強襲も、これはGKの好守に阻まれてしまった。

　チームが4-1と快勝したなか、Jデビュー戦で上々のパフォーマンスを披露したモーベルグの活躍ぶりには、母国のスウェーデンメディアも注目。サッカー専門サイト「Fotbollskanalen」は「夢のビッグデビュー！　3分でゴールを決める」との見出しで「3月9日にチームとの初練習を行うまで、日本での滞在開始を待っていた。そして、土曜日、最初の試合が行われ、すぐに成功を収めた。モーベルグにとって夢のようなデビューになった」と綴っている。

　浦和の“新10番”として、アタッキングセンスの片鱗を見せつけたモーベルグ。期待値を上回るほどの衝撃デビューを飾ったことで、攻撃を牽引する活躍への期待が懸かる。