日本は「大切な国」 元Jリーガーが感謝、「別人になったような気分」と回想する充実の3年間
スウェーデンもJリーグの試合はチェック
スウェーデンと日本の距離は約8000キロ。それでも、サロモンソンは今でもJリーグを追い、3年間を過ごした日本への感謝の思いは尽きないと話す。
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「日本に行く前と帰国してからの自分は、別人になったような気分さ。なぜかと言うと、日本の文化や、どう振る舞うべきか尊敬の心を学べたからね。日本で生活をすることで、サッカー選手としての成長はもちろん、人間として成熟できたと感じている。日本の人々には、いつも応援をしてくれてありがとうと伝えたい。僕がスウェーデンに戻った今も、試合前に必ずメッセージを送ってくれるファンの方もいて、すごく励みになっている。僕自身もアビスパの試合を見ているし、よりアビスパのサポーターになったなという思いでいる。そう言えるのはいい気分だよ」
サロモンソンと日本は、国と距離の壁を越えて今なお、固い絆で結ばれている。
[プロフィール]
エミル・サロモンソン/1989年4月28日生まれ、スウェーデン出身。エンゲルホルム―ハルムスタッズ―IFKヨーテボリ(いずれもスウェーデン)―広島―福岡―IFKヨーテボリ。スピード、高精度のクロスに加え、パワフルなシュートも兼ね備える熟練の右サイドバック。元日本代表MF中村俊輔(横浜FC)をリスペクトし、元イングランド代表MFデイビッド・ベッカム、元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノ、元イタリア代表MFアンドレア・ピルロとともに、キックのお手本としている。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)