日本は「大切な国」 元Jリーガーが感謝、「別人になったような気分」と回想する充実の3年間
アビスパ福岡のスポンサーやサポーターから「ダシ」の“差し入れ”に感激
サロモンソンは今年1月5日、スーパーで購入したそうめん、蕎麦、カレーの写真とともに、「もっといいダシが必要だ」とツイート。同27日には、アビスパ福岡のオフィシャルスポンサーである「株式会社 味の兵四郎」から「兵四郎だし」の“差し入れ”が届いたことを報告していた。スウェーデンに帰国したあとも、スポンサーやサポーターグループとのつながりは続いているという。サロモンソンがいかに愛されている選手かがよく分かる。
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「ツイッターとインスタグラムを通じて、『ダシを送りたいんだけど』とメッセージをもらったんだ。僕が特に気に入っているダシだったから最高の気分だった。麺やスープを作る時は、あのダシを必ず使っていた。スウェーデンに戻ってから1か月もしないうちに、すでにあのダシが恋しくなっていたよ(笑)。だから、贈り物を受け取った時、とても嬉しかったし、本当に光栄なことだった。アビスパのスポンサーと、僕に親切にしてくれているサポーターグループからも、送ってもらえたんだ。日本の文化、日本の人々のことを、とてもよく表していると思う。すごく献身的にサポートしてくれるし、本当にナイスな人たちだ。良いことをして、リスペクトを示せば、必ず返してくれる。僕は日本の人たちが大好きだし、信じられないくらい素晴らしいよ」
4年ぶりにスウェーデンに復帰したサロモンソンは、現地時間3月13日のスウェーデンカップ準々決勝エルフスボリ戦(0-1)で右SBとしてフル出場。ヨーテボリの一員として、公式戦通算300試合のメモリアルゲームとなった。今年4月には33歳となるが、Jリーグで3年間戦ったことで、選手として成長できたと実感しているという。
「日本で多くの練習や試合をしたことで、よりいい選手になって(スウェーデンに)帰ってくることができた。特に、右足の精度がさらに上がったと思う。日本のサッカーはとてもテクニカルで、ファーストタッチやパスが磨かれたから、すごく感謝している。今は、スウェーデンのよりフィジカルが求められるサッカーに適応し直さなければいけない状態だね。ここのサッカーは、よりぶつかり合いが多くてタフだからね」