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オーストラリア代表がウルグアイ出身帰化FWを電撃招集へ 国内リーグで歴代5位の通算81ゴールを記録
帰化選手のブルーノ・フォルナローリを初招集へ
カタール・ワールドカップ(W杯)への出場権をかけ、3月24日に日本代表と決戦に臨むオーストラリア代表が、攻撃陣が大量欠場するのに伴い、元U-17ウルグアイ代表の帰化選手であるFWブルーノ・フォルナローリを電撃招集するという。地元紙「シドニー・モーニングヘラルド」が報じている。
同紙によると、3月24日に日本と対戦したあとに首位サウジアラビアと対戦するオーストラリア代表では、MFマシュー・レッキー、MFライリー・マクグリー、FWアダム・タガート、FWニキータ・ルカヴィツァが両試合を欠場し、FWジェイミー・マクラーレンはサウジアラビア戦の出場が難しい状況にあるという。
そうしたなかで、U-17ウルグアイ代表の経験を持つ34歳のベテランFWフォルナローリが、オーストラリア代表に初招集されるという。国際サッカー連盟(FIFA)では、21歳以下の世代別代表に出場した選手でも、5年以上の在住実績があれば市民権を持つ先の国でA代表に入ることができる。
フォルナローリは1年以上前にオーストラリア国籍を取得。オーストラリア1部リーグでは2015年にメルボルン・シティに加入して得点王に輝くと、パース・グローリーに移籍した現在までの通算で歴代5位の81ゴールをマークしているという。
また、攻撃陣では先日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)東地区プレーオフでヴィッセル神戸と対戦して2ゴールを決めた、メルボルン・ビクトリーのFWニコラス・ダゴスティーノも初招集される可能性があるとした。
現在勝ち点15で3位のオーストラリアは、同18で2位の日本と同19で首位のサウジアラビアに連勝することが2位以内での出場権獲得に必要と見られている。データの少ないサプライズ招集となる攻撃陣が、森保ジャパンに襲い掛かることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)