「もう変える必要はない」 森保ジャパン、3月シリーズの招集メンバー27人に元日本代表DFは何を期待する?
調子を上げていた鎌田の落選は「少し意外」
攻撃陣は、三笘の復帰を除けば、森保監督が絶対の信頼を寄せる大迫、W杯最終予選で4試合連続ゴール中のMF伊東純也(ヘンク)ら順当な顔ぶれと言える。栗原氏も「森保監督の中ではこれがベストということでしょう」と話す。
「直近の試合で調子の良かった鎌田の落選は少し意外でした。オーストラリアはサイズがあるので、堂安や鎌田でスピード勝負したほうが良さそうな気もしますが、全体的な顔ぶれ的にはいろんなタイプを選んだ印象です。今後のことを考えても(FWは)上田を使いたいところとはいえ、彼も国内ではフィジカルに強くても、フィジカル相手のチームだとそこまで飛び抜けるわけでもない。総合的には大迫のほうがバランスがいいとなりそうです」
オーストラリア戦に勝利すれば自力でW杯本大会出場が決まるが、引き分け以下では最終節のベトナム戦にプレッシャーがかかる。栗原氏は「戦っている選手はものすごいプレッシャーで、見えない物と戦っている。そういうところにいる選手たちのことを考えると、応援せずにはいられない。万が一ワールドカップに出られないとなったら、サッカー界にとって計り知れない損失。すべての人が応援してバックアップしないといけない」とエールを送っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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