レッド妥当議論に終止符? 旗手怜央、足裏タックルの判定に相手DFが言及「試合に大きな影響を与えたとは思わない」
ファウルを受けたダンディー・Uのフリーマンは「議論はほかの人たちに任せる」と言及
スコットランド1部セルティックは、現地時間3月14日に行われたスコティッシュカップ準々決勝で、ダンディー・ユナイテッドに3-0で勝利した。この試合でMF旗手怜央は相手選手に対するファウルでイエローカードを受けたが、この判定がレッドカードであるべきだったのではないかと議論を呼んだ。しかし、ファウルを受けたDFキーラン・フリーマンは、ジャッジを不当に思っていないようだ。スコットランド紙「スコットマン」が報じた。
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両者の接触が起きたのは、前半30分のことだった。旗手はボールを持ったフリーマンのボールを奪いに行ったが、対応が遅れ、足裏を見せてタックルをする形になった。主審はイエローカードを提示したが、レッドカードだったのではないかという議論に発展していた。
セルティックOBの元イングランド代表FWクリス・サットン氏は、「別の審判だったらレッドカードだったかもしれない。旗手は少し幸運だった」と指摘。元スコットランド代表MFマイケル・スチュワート氏もこの意見に同調した。
しかし、旗手にファウルを受けたフリーマンは、イエローカードの判定に対して不服に感じている様子を見せなかった。
「彼が来ているのは分かっていたからね。ボールを受けて、中に運ぼうとした。こういうことは起こるんだ。議論はほかの人たちに任せるよ。試合に集中していたし、あまり見えなかった。(どれくらいの接触があったか?)確かではないんだ。当たったことは分かったけれど、あとは審判がどう考えて、どう判定するかだ。僕はピッチに倒れていた。周りで何が起きているか分からなかったし、何かを変えるのは難しいからね。審判はイエローカードを出したけど、最終的にそれが試合に大きな影響を与えたとは思わない。彼が来ると判断するのに十分な時間があったし、あとはなるようになっただけだよ」
冬の移籍市場でセルティックに加入すると、すぐに活躍を見せてファンの心を掴んだ旗手だが、2月6日のリーグ第25節マザーウェル戦(4-0)でアシストを記録して以降は、得点に絡めずに疲労も指摘されていた。このダンディー戦でも得点に絡めず、前半のみでベンチに退いていた。