バルサFWデンベレが覚醒、今季リーガの“驚異的データ”へ海外注目 「有望な選手になる」
オサスナ戦でハイパフォーマンス、7分間で2アシストをマーク
スペイン1部バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレが、現地時間3月13日に行われたリーグ戦第27節のオサスナ戦(4-0)で2アシストを記録。直近の試合で出色のパフォーマンスを披露している24歳のアタッカーに対し、海外メディアが賛辞を送っている。
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デンベレは、2017年にドイツ1部ドルトムントから移籍金総額1億4500万ユーロ(約190億円)でバルセロナに加入。大きな期待を懸けられたが、度重なる怪我や遅刻などの規律違反が重なり戦力外とされ、移籍の噂が絶えずにいた。
そんななか、シャビ監督はデンベレを積極起用。その期待に応えるかのように、オサスナ戦で右ウイングとして先発したデンベレは前半21分にスペイン代表FWフェラン・トーレス、同27分にガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールをお膳立てし、7分間で2アシストをマーク。今季通算7アシストとした。
英サッカー情報サイト「Squawka」によると、デンベレの7アシストはチームトップの記録で、わずか676分のプレーで積み上げられた数値になっている。リーガでデンベレのアシスト数を上回るのは、ラージョ・バジェカーノFWオスカル・トレホ(9アシスト/1656分間)とレアル・マドリードFWカリム・ベンゼマ(10アシスト/1972分間)の2人のみ。それぞれの出場時間数と比べれば、デンベレの記録がいかに驚異的か分かる
同メディアは「シャビが、『このウインガーは世界最高の選手になれる』と言ったのは、決して大袈裟ではない。彼に必要なのは、常に健康であることと、今夜見せたような集中力と決断力だ。もし、彼がこれほど頻繁に決定的なプレーを続けることができれば有望な選手になるはずだ」と称賛し、さらなる活躍に期待を寄せている。