松井大輔が「無双していたと思う」 大久保嘉人、川崎・風間政権を回想「めちゃくちゃ面白かった」

かつて川崎で活躍をしたFW大久保嘉人【写真:Getty Images】
かつて川崎で活躍をしたFW大久保嘉人【写真:Getty Images】

松井大輔の公式YouTubeチャンネルで、風間八宏監督の指導に言及

 元日本代表FW大久保嘉人氏が、Y.S.C.C.横浜に所属する元日本代表MF松井大輔の公式YouTubeチャンネルへ出演し、対談企画の中で川崎フロンターレ時代を回想。自身の得点力を引き出した風間八宏監督との出会いを振り返っている。

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 昨季限りで現役を引退した大久保氏は、川崎に通算4年半在籍。とりわけ、2013年シーズンから3年間はJリーグ史上初となる得点王を獲得するなど特大なインパクトを放った。川崎を率いていた風間八宏監督(当時)との出会いは、飛躍を遂げた1つの要因に。松井との対談企画では、点を取るために風間監督から受けた指導を振り返っている。

「FWは動くな。歩きながらやれって。ボールが出てこなかったら動き直せって言われるじゃん。それが染みついていて動き直していたら『お前何してんだ。そんな走ってて体力がなくなるだろ』と。それで歩きながらやれって言われて」

 自らが学んできた指導法とはまるで違う感覚に、最初は「逆に難しい」「止まれない」との思いを抱いたという大久保。それでも、言われたことをやり続けると「めちゃくちゃチャンスが来る」ようになったといい「シュートは1試合、ほぼ5本は打てていた。『来た!』って感じのやつが5本ぐらい来る」と明かした。

 さらに「みんながやりたいサッカーを思っていたところに、風間さんが来て、それがハマった。最初5、6試合勝てなくて、変えるのかなと思ったら全然。そこからずっと勝ち出した」と回想。風間政権下でタイトルこそ勝ち獲れなかったものの、手腕の凄みを指摘した。

 松井からも「FWに歩けっていう監督、今まで聞いたことない」と驚きの言葉が漏れると、大久保は「松井さんもあの時やっていたらめちゃくちゃ面白かったと思う。無双していたと思う。それだけ、合っていたと思うよ」と、持論を展開。大久保にとって、風間政権下でのキャリアは特別なものだったようだ。

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