トッテナムDF、マンU選手への“嘲笑行為”に波紋 「オウンゴールを祝福」と英報道
トッテナムDFロメロ、相手DFマグワイアへの行為に現地注目
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、現地時間3月12日のプレミアリーグ第29節でトッテナム戦と対戦し、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックの活躍もあり3-2と勝利した。この一戦でユナイテッドDFのオウンゴール直後、トッテナムDFが挑発行為を見せて波紋を呼んでいる。
試合はロナウド劇場となった。前半12分にエリア外から右足のミドルシュートで先制のネットを揺らすと、1-1とされた後の同38分には左からの折り返しに中央で合わせて2点目。再び同点に追い付かれて迎えた後半36分、右CKからヘディングで3点目のゴールを奪い、ユナイテッド復帰後初ハットトリックとともに、キャリア通算807ゴールでサッカー界史上最多得点記録更新を更新した。
そんなメモリアルゲームのなかで注目を浴びているのが、後半28分にユナイテッドDFハリー・マグワイアがオウンゴールで失点した場面だ。グラウンダーのクロスに反応したマグワイアはクリアを試みるも、足で触ったボールがそのまま自軍ゴールに吸い込まれた。その直後、ゴール前に走り込んでいたトッテナムDFクリスティアン・ロメロが、マグワイアの顔の前で挑発するように雄叫びを上げる様子に注目が集まっている。
英紙「デイリー・スター」は「ロメロが、オウンゴールのマグワイアをなじる」と報道。さらに米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「ロメロ、マグワイアのオウンゴールを祝福し、批判される」と伝え、両クラブのOBコメントを紹介している。
トッテナムOBのマイケル・ドーソン氏は「それは自分に返ってくる」と批判すれば、ユナイテッドOBのロイ・キーン氏も「良くないね。あんなことで盛り上がるなんて」とコメントしており、トッテナムDFの非紳士的行為がクローズアップされていた。