サンプドリア吉田麻也、オウンゴールで伊メディア低評価「リスキーなスライディング」
ユベントスに1-3敗戦、カットを試みた吉田だが無念のオウンゴール
日本代表DF吉田麻也が所属するイタリア1部サンプドリアは、現地時間3月12日のセリエA第29節で強豪ユベントスと対戦し、1-3と敗戦。フル出場した吉田だがオウンゴールを記録し、イタリアメディアからも低評価となった。
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ホームにユベントスを迎え撃ったサンプドリアだが前半23分、中央から速攻を許すとボールは右サイドに展開。MFフアン・クアドラードのラストパスをFWモイーズ・キーンの前でカットしようとした吉田だが、その足に当てたボールはそのままゴール内へ。無念のオウンゴールになってしまった。
さらにサンプドリアは、吉田とコンビを組んだDFオマール・コリーがケーンを倒してPKを与えるとFWアルバロ・モラタに蹴り込まれ前半で2失点。後半に1点を返したものの、モラタに3点目を許して突き放された。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、吉田とコリーを「4.5点」の最低点で並べ、吉田には「ケーンの前でカットするためにリスキーなスライディングを選択し、ちょっと不器用なオウンゴールを巻き起こした。90分、不安定だった」と評した。
また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」でも、吉田とコリーが最低の「4.5点」とされ、吉田への寸評は「クアドラードのクロスを(味方GKの)ファルコーネにぶつけてオウンゴール。完全に入り方を間違った。ユベントスの攻撃陣に対して常に苦戦。日本代表DFにとって簡単な夜ではなかった」と、こちらでもオウンゴールの場面がフォーカスされた。
1月の負傷から復帰して間もない吉田だが、フル出場できたのはポジティブな材料。あとどれだけコンディションとパフォーマンスをトップレベルに近づけられるか。日本代表の主将としても、今月24日はワールドカップ(W杯)アジア最終予選における最大の決戦となるオーストラリア戦が待つだけに、復調が期待される。