サラーの契約延長問題、元英国代表DFがリバプールに切望 「プレミアリーグのため引き止めてほしい」
リバプールと23年までとなっている契約、難航する交渉にファーディナンド氏が持論
イングランド1部リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは2023年までとなった契約延長の動向が注目を集めている。元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は衛星放送「BTスポーツ」に対し、「プレミアリーグのためには、リバプールは彼を引き止めてほしい」と持論を展開している。
サラーは17年にASローマからリバプールに加入。プレミアリーグで2度の得点王を獲得するなど絶対的なエースとして活躍してきた。今季も26試合で20得点をマークし、ゴールランキングトップを走っている。逆転優勝を目指すリバプールにとって必要不可欠な存在だ。
しかし、サラーは23年までとなった契約の延長について、クラブとの交渉は長い間進展を見せていない。英紙「デイリー・ミラー」ではリバプールからのオファーがサラー側の要求に見合うものではなく、契約延長交渉は決裂したとも報じられていた。
マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した解説者のファーディナンド氏もサラーの決断に注目している様子だ。次のように語っている。
「これはサラー自身の問題だ。彼が何を求めているだろう? リバプールに残って絶対的なアイドル、アイコンになるか。それともお金のために移籍するか。プレミアリーグのためを思えば、リバプールは彼を引き止めてほしい」
条件次第ではプレミアリーグの他のクラブへの移籍もあり得るとの報道も出ているサラーだが、果たしてどのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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