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香川”最高”の相棒が急転”最強”のライバルに! トゥヘル、出戻りの天才ゲッツェを「センターで使う」
愛弟子シュールレを右サイド固定の余波なのか
ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督がバイエルン・ミュンヘンから3年ぶりの復帰を果たしたドイツ代表MFマリオ・ゲッツェを中盤の中央で起用する方針を明らかにした。かつて日本代表MF香川真司と絶妙なコンビを見せた天才MFはポジションを争う強力なライバルとなりそうだ。独地元紙「ルールナハリヒテン」が報じている。
今夏の移籍市場で、ドルトムントはドイツ代表DFマッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン)やMFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンという絶対的な主力3選手を放出した。その穴を埋めるために、ドルトムントはゲッツェら7選手の補強を発表した。そして、トゥヘル監督のマインツ時代の愛弟子であるドイツ代表MFアンドレ・シュールレをヴォルフスブルクから獲得する可能性も浮上している。
現在プレシーズンツアーで上海に滞在中のトゥヘル監督は記者会見に臨み、決まったばかりのゲッツェの獲得について言及。バイエルンではペップことジョゼップ・グアルディオラ監督(現マンチェスター・シティ)で出番は少なかったが、古巣での完全復活に期待を寄せている。
「移籍が決まってとても幸せだ。マリオはバイエルンに別れを告げる困難な道を選択した。彼は移籍、そして再スタートに向けて何度も困難を乗り越えてきた。彼は我々の助けとなってくれるだろう。彼はこの雰囲気を求めて復帰を希望していた。ファミリーのようなクラブでもう一度最高レベルに戻ることを望んでいた」
下部組織からの生え抜きの星だったゲッツェはかつてサポーターのアイドルだった。だが、宿敵への裏切りの移籍でサポーターから「裏切り者」と罵倒された。ユニフォームも焼かれるほど憎悪を剥き出しにされたが、指揮官はドルトムントの「ファミリー感」を強調している。