南野拓実はリバプール“例外補強” 元英代表DFが指摘「もっと多くを引き出すことができた」
リオ・ファーディナンド氏、南野とナビ・ケイタの2人に言及
イングランド1部リバプールは、近年、最も大きな成功を収めているクラブの1つになっている。その成功を支えている要因の1つが選手補強の成功だが、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏は、日本代表MF南野拓実を含む2選手を“例外”と見ているようだ。自身のYouTubeチャンネルでのコメントを英メディア「Team Talk」が報じている。
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今シーズン、リーグカップを制して4冠の可能性を残しているリバプール。ここ数年は、2018-19シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝、続く19-20シーズンには、悲願のプレミアリーグ初制覇を成し遂げるなど、ユルゲン・クロップ監督の下でイングランド有数の強豪クラブに返り咲いた。
その成功を背後で支えているのが、スポーティング・ダイレクター(SD)のマイケル・エドワーズ氏だ。エジプト代表FWモハメド・サラー、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、ブラジル代表GKアリソン・ベッカーら、現在の主力選手の補強に加え、ブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョの高額でのバルセロナへの放出など、数多くの成果を挙げている。
今シーズン限りでリバプールを離れることが発表されたエドワーズ氏は、多くの成功を呼び込んだが、ファーディナンド氏は、南野とギニア代表MFナビ・ケイタを例外とした。
「リクルートの側面で、選手たちは加入すると、すぐに活躍をし始める。彼らは、ほとんどミスをすることはないけれど、例外的な1つは南野かもしれない。ゴールを決めることはあるけれどね。それでも、南野からはもっと多くを引き出すことができたと思う。ケイタも、同じだ。それでも、そのあとに加入したコスタス・ツィミカスは良くやっているし、正しいことをしていると思う」
今季、カップ戦を中心に公式戦22試合で9ゴールと日本人アタッカーは一定の結果を残している。それでもファーディナンド氏が“例外”としていることから、いかにリバプールが素晴らしい補強を成功させてきたのか、そしてその高い期待値が伺える。
(FOOTBALL ZONE編集部)