PSG首脳陣へ厳罰の可能性 CLレアル戦のジャッジに不満爆発、副審フラッグ破壊の暴挙
アル・ヘライフィ会長&レオナルドSD、審判控室に乗り込んで押し問答
フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)のトップ2、ナーセル・アル・ヘライフィ会長とスポーツディレクター(SD)のレオナルド氏が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリード戦後に審判の判定を不服として暴挙に出たことで、重い処分が科される可能性が浮上している。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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PSGは現地時間3月9日のCL決勝トーナメント1回戦、セカンドレグでレアルと対戦した。初戦を1-0で勝利したリードを生かし、さらに前半にも1ゴール。一気に優位に立ったもののフランス代表FWカリム・ベンゼマのハットトリックで2戦合計2-3とひっくり返されて敗退した。
しかし、その試合の中では際どいオフサイド判定やビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)チェック、GKジャンルイジ・ドンナルンマへのファウルを主張したプレーなど判定に対してPSGが不満を募らせる結果になった。しかし、そのPSG首脳陣は試合後に暴挙に出てしまったという。
アル・ヘライフィ会長とレオナルド氏は、まずは審判控室に乗り込んで押し問答を開始。マッチコミッショナーから退出するように促されても、2人はドアをふさいで居座ったうえ、会長は2人のアシスタントレフェリー(副審)のうち1人のフラッグを壊したという。
これらのことは主審からUEFAの懲戒委員会にも報告が上がるという。内容的にも厳罰が下る可能性は十分にあるとされた。
CL制覇はPSGにとって最大の野望だが、今季はあまりにも早い敗退となった。しかし、判定への不満について暴力に訴えて出てしまったことは、あまりにも残念な暴挙と言わざるを得ない行動になってしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)