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豪雨の北京が水没都市に… “ペップ対モウ”の因縁のマンチェスターダービー初戦が中止危機
7月の降水量の1.5倍の豪雨が24時間で! 成人男性の胸元まで道路が冠水
今季欧州リーグ開幕前に行われる国際親善試合インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)の目玉カードの一つである、24日のマンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティとの“マンチェスターダービー”が、開催地の北京で起きた豪雨の影響で開催危機に陥っている。英高級紙「ガーディアン」が伝えている。
今季からそれぞれシティとユナイテッドを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督とジョゼ・モウリーニョ監督は、かつてバルセロナとレアル・マドリードという不倶戴天のライバルクラブで鎬を削った宿敵同士。レアルを率いていたモウリーニョ監督がペップ監督の腹心のコーチに目潰しを仕掛けるなど、とんでもない蛮行に出た前科もある。
そんな全世界が注目するダービーの第1ラウンドは、2008年北京五輪のメーン会場で最大9万1000人を収容する「鳥の巣」で、24日に開催される予定となっている。サッカー人気が急上昇している中国だけに大入り間違いなしの一戦だが、中国北部で続いている記録的な集中豪雨によって開催できるかが危ぶまれている。
北京市内では20日から21日までの24時間で246ミリという、通常時の7月の1カ月分の降水量の約15倍という大雨が1日で降り注いだ。路上も成人男性の胸元まで冠水するなど、とんでもない状況となっている。死者が出るほどで洪水も起きている。
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