本田が圧巻の2発でミランの鬼門打破 「自分のゴールで勝てたことは本当にうれしい」
アウェー戦で勝負強さを発揮する本田
ACミランの日本代表MF本田圭佑が19日の敵地ベローナ戦で2得点を挙げる活躍で3-1勝利に貢献。ミランは敵地スタディオ・マルカントニオ・ベンテゴディで2002年以降、勝ち星なしと苦しめられてきており、その鬼門打破の立役者となった。
「チームとして長い間、勝利できなかったという話を聞いていましたので、それを自分のゴールで勝てたということは本当にうれしいです」
試合後のミックスゾーンで本田は息を弾ませた。
ベローナの本拠地でミランが最後に勝ち点3を挙げたのは2002年4月28日まで遡らなければならない。2-1勝利の試合でゴールを決めたのはユベントスのイタリア代表MFアンドレア・ピルロと、現役時代に伝説的なストライカーだったフィリッポ・インザーギ監督だった。
強豪ミランが長きに渡る歴史で通算9勝目と苦手としているベローナ戦アウェー。今回の12年ぶりの勝利は最大の得点差で、同じく1968年、70年、78年シーズンにも3-1で勝利している。
セリエA得点ランク首位タイの6得点を挙げた本田は4ゴールをアウェーで挙げている。本拠地サンシーロでもゴールを量産できれば、今季得点王の座もさらに現実味を帯びてきそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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