リバプール南野の「獲得に動くべき」 リーズ移籍“再燃説”に海外見解「次のレベルへ上げられる」
ザルツブルク時代の恩師マーシュ監督が就任したリーズ移籍の噂が再び浮上
イングランド1部リバプールの日本代表MF南野拓実は、冬の移籍市場でリーズ・ユナイテッド移籍の可能性が取り沙汰された。リーズ専門メディアは「ミナミノ獲得のために再び動くべき」と説いている。
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南野は今季、国内カップ戦(リーグ杯、FAカップ)ではここまで8試合7ゴールと活躍。3月2日のFAカップ5回戦ノリッジ戦(2-1)では2得点を決めて、準々決勝進出に大きく貢献した。一方、プレミアリーグでは途中出場のみの10試合と出番が限られ、熾烈なポジション争いを強いられている状況は変わらない。
今冬にリーズへの移籍が持ち上がったなかで、再び移籍説が持ち上がっている。現在リーグ16位のリーズは先日、マルセロ・ビエルサ監督を解任し、アメリカ人指揮官のジェシー・マーシュ新監督を迎えた。
マーシュ新監督は2019年から21年までオーストリアのザルツブルクを指揮し、南野とは1シーズン共闘。南野をよく知っている人物であることも、移籍説再燃の理由だ。
そのなかで、リーズ専門メディア「MOT LEEDS NEWS」は「リーズ・ユナイテッドはタクミ・ミナミノ獲得のために再び動くべき」と見出しを打ち、リバプールで南野が置かれている状況について触れている。
「ミナミノはリバプールでの現序列にハッピーではないのは確かだ。(ポルトガル代表FW)ディオゴ・ジョッタと(コロンビア代表FW)ルイス・ディアスが自分よりあとから加入し、自分はベンチに座ったり、意味のない試合で時折出場するだけだ。モハメド・サラーとサディオ・マネがアフリカ・ネーションズカップでいなかった時ですら、彼は構想から外れていた」
記事では、そのなかで、南野がリーズの“ニーズ”に合った存在だと指摘している。
「リーズには選手層の厚みが必要だ。ミナミノはそれをもたらすことができるだけでなく、チャンピオンズリーグレベルの経験と質でクラブを次のレベルに引き上げられる。リーズはレッズのベンチを温め続けるマエストロ(南野)に抜け出す道を提供できる」
リバプールで我慢の時が続く南野だが、果たしてシーズン終了後に動きはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)