2月半ばに左ふくらはぎを痛め戦線離脱、13日のレスター戦も欠場の可能性

　イングランド・プレミアリーグの名門アーセナルに所属の日本代表DF冨安健洋だが、少なくとも今週末のリーグ戦（対レスター・シティ）への復帰は難しそうな状況だと、地元メディア「フットボール・ロンドン」が報じている。

　レポートでは、3月13日のレスター戦に向けた負傷者の動向として冨安についてのレポートを掲載。記事では「両ふくらはぎを負傷し、ここ数週間は活動休止しているところだ」と、まだ復帰の目途が立っている状態ではないとした。

　また、ミケル・アルテタ監督のコメントとして「もう片方のふくらはぎだ。彼は戻ってきて全く問題なかったが、トレーニング中にもう片方のふくらはぎに違和感を覚えたらしい。彼はプロフェッショナルであり、僕らを助けるために全力を尽くしてくれているのに、ここ数か月はフィットできていないんだ」と紹介している。

　冨安は負傷明けで出場した1月20日のリーグ杯リバプール戦で右ふくらはぎを負傷して戦線離脱。そして、復帰に近づいたとされた2月半ばに指揮官の言葉通り、左ふくらはぎを痛めたとレポートされていた。

　その間にはカタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選の2試合（中国戦、サウジアラビア戦）を欠場し、今月下旬（24日）にも突破に向けた大一番となるオーストラリア戦が控えているが、復帰だけでなくトップコンディションを取り戻すまでの時間を考えれば難しい状態にある模様だ。