浦和の“新10番”モーベルグが待望の合流 ミニゲームでアシスト記録などキレのある動きを披露
昨年末に移籍が決まったなか、今月に入ってようやく入国
J1浦和レッズに今季加入したスウェーデン代表歴を持つ期待の新戦力、MFダヴィド・モーベルグが3月9日のトレーニングで初合流。早くもキレのあるドリブル突破を見せた。
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モーベルグはチェコ1部の名門スパルタ・プラハから昨年末に浦和への移籍が決まったが、新型コロナウイルスの影響により今月に入ってようやく入国した。浦和は3月6日のリーグ第3節・湘南ベルマーレ戦(2-0)を終えて2日間のオフから明け、この日のトレーニングが新戦力の初合流になった。
この日のトレーニングでは、ウォーミングアップの時点でFWキャスパー・ユンカーやDFアレクサンダー・ショルツといったデンマーク人選手たちと談笑する姿があり、MF関根貴大やDF宮本優太もその輪に入っていた。
そして、ハーフコートを使用した11対11のミニゲームでは右サイドハーフに入り、得意の左足に持ち替えてのクロスだけでなく、鋭く縦に突破しての右足クロスでFW明本考浩のヘディングシュートでのゴールをアシストするなど、いきなりキレのある動きを見せていた。
欧州での別行動中もリカルド・ロドリゲス監督が「常に連絡は取っている」と話していたが、スムーズなプレーも多く見られた。スウェーデン代表として3試合に出場し、今季の浦和では「10番」を背負う新戦力のJリーグデビューもそう遠くなさそうだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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