「重圧や逆境に向き合う姿勢は素晴らしい」 ポステコグルー監督が新加入の日本人トリオら選手を称賛
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献身的な姿勢は日本人トリオら新加入組にも見られると指揮官が評価
スコットランド1部セルティックはシーズン開幕前の下馬評を覆し、現在リーグの首位に立っている。チームを率いるアンジェ・ポステコグルー監督はその手腕が評価されているが、選手たちが示している献身性を称えた。スコットランド紙「The National」が報じている。
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今季、セルティックの選手たちは自らを犠牲にして戦っている。キャプテンのスコットランド代表MFカラム・マクレガーは、レンジャーズとの大一番の10日前に頬骨を骨折したが、フェイスマスクを付けてライバルとの一戦でプレーした。また、日本代表FW古橋亨梧も、リーグカップ決勝のハイバーニアン戦に強行出場し、2ゴールを挙げて逆転優勝に貢献した。続くリーグ第19節セント・ミレン戦(0-0)で再び負傷した古橋は、現在も戦列を離れている。
こうしたチームのために戦う姿勢は、冬の移籍市場でセルティックに加入したばかりの選手たちにも見られると、ポステコグルー監督は話す。
「(前田)大然、(旗手)怜央、(井手口)陽介は、いずれも日本のシーズンを戦い抜いて、数週間後に加入した。そしてただちに合流して、多くの試合に出場した。マティ・オライリーは、イングランドの2部リーグからここで戦うことになり、すぐに適応した。カラムも、チームのために献身的になってくれている選手の1人だ。セルティックでは、多くのチャレンジ、プレッシャー、強度がある。今年、すべてに向き合っている選手たちは称賛に値する。これからは、より強くなってくることは間違いないが、重圧や逆境に対して、言い訳せずに向き合う姿勢は素晴らしい」
選手たちへの厚い信頼を示したポステコグルー監督。すでにチームはリーグカップを制しているが、指揮官が称賛する選手たちは、どれだけのタイトルをクラブにもたらすことになるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)