バルサ、来季補強“第一号”を海外メディア報道 チェルシーCBと5年契約を締結か
今季限りでチェルシーと契約満了を迎えるクリステンセンと契約か
スペイン1部バルセロナは、26試合を消化して13勝9分け4敗でリーグ3位となっている。今季途中から監督に就任したシャビ・エルナンデス監督の下、チームは立て直しを図っているが、2022-23シーズンに向けた補強の動きにも余念がないようだ。スペイン紙「AS」は、世界王者のチェルシーからデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが加入すると報じている。
現在25歳のクリステンセンは、2012年からチェルシーの下部組織に所属し、2014年にはトップチームデビューを果たした。その後、ドイツのボルシアMGへの期限付き移籍を経て、チェルシーに復帰。昨シーズンはチェルシーのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献し、今シーズンも公式戦26試合に出場して2得点1アシストを記録。初優勝したクラブワールドカップでも、準決勝と決勝の2試合に先発出場している。
移籍専門サイト「Transfermarkt」では、3500万ユーロ(約44億円)の市場価格が付いているクリステンセンだが、チェルシーとの契約は今シーズン限りで満了を迎える。すでに国外クラブとの交渉が認められる状態になっているなかで、バルサが契約に迫っているようだ。
「AS」の記事では、「アンドレアス・クリステンセンが、2022-23シーズンの最初の契約選手となることが明らかになった。チェルシーのデンマーク人センターバックは、フリーエージェントで加入する。バルセロナと5年契約を結ぶ予定だ。同じ夏にフランス代表DFクレマン・ラングレ、フランス代表DFサミュエル・ウムティティが退団する可能性があるなかで、シャビ・エルナンデスのチームにとって重要な強化になることに疑いはない」と報じている。
バルサは同じチェルシーから、チームのキャプテンであるスペイン代表DFセサル・アスピリクエタの獲得も目指していると報じられている。現在、1試合消化試合の多い首位のレアル・マドリードに勝ち点「15」と大差をつけられているバルサだが、フリー選手を獲得して戦力を充実させていく姿勢を見せている。
(FOOTBALL ZONE編集部)