マジョルカ久保「がっかりしている」 土壇場の敗戦へ落胆「良い状態ではない」
3度同点に追いつくも、後半アディショナルタイムの失点で4連敗
スペイン1部マジョルカは、3月6日に行われたリーガ・エスパニョーラ第27節でセルタと対戦し、3-4で敗れた。日本代表MF久保建英は、先発出場して後半4分にはFKからオウンゴールを誘発。韓国代表MFイ・ガンインと交代する後半22分までプレーしたなか試合後のコメントをクラブ公式HPが発表している。
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セルタとのアウェーゲームに、久保は2トップの一角で出場した。リーグ戦3連敗中のマジョルカは、前半13分に先制点を許すと、1-2とリードされて前半を折り返した。迎えた後半4分、久保が右サイドでファウルを受けて、マジョルカはFKを獲得。このFKのキッカーを務めた久保は、左足でエリア内にロングボールを入れる。これにDFアントニオ・ライージョがヘディングで合わせると、ボールは相手DFに当たってゴールに決まった。
オウンゴールで2-2に追いついたマジョルカだったが、守備で踏ん張ることができない。その後、再び勝ち越し点を許すと、試合終盤の後半42分には途中出場したMFサルバ・セビージャのゴールで同点に追いつく。しかし、後半アディショナルタイム7分にPKから失点して、最終的に3-4で敗れている。
クラブの公式HPによると、敗戦について久保は「3得点を挙げても、4失点をしていては、とても難しい。勝つことができず、結果にはがっかりしている」とコメント。また、チームの状況について、「良い状態ではないけれど、継続しないといけない。下を向くことはできないし、ファンやみんなのために、可能な限り早く顔を上げなければいけない。レアル・マドリード戦に向けて頑張りたい」と、コメントしている。
次節、マジョルカは、久保の所有元となるレアルとの一戦を控えている。リーグ戦4連敗と苦境に立たされているマジョルカは、首位の相手に復調の兆しを見せることができるだろうか。