得点した直近6戦で5回目 鹿島“10番”荒木、勝負強さ全開の決勝弾に注目「エース」

柏戦で決勝ゴールを決めたMF荒木遼太郎【写真:高橋 学】
柏戦で決勝ゴールを決めたMF荒木遼太郎【写真:高橋 学】

柏戦で途中出場し、後半20分に決勝ゴール

 鹿島アントラーズは3月6日、ホームでのJ1リーグ第3節で柏レイソルと対戦。途中出場のMF荒木遼太郎が決勝点を挙げたが、データ分析会社「オプタ」がその勝負強さに注目している。

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 荒木は、2020年に東福岡高から鹿島へ加入。ルーキーイヤーからJ1リーグ26試合2ゴールの活躍を見せ、昨季は36試合10ゴールと活躍。元日本代表FW城彰二氏以来となる史上2人目の10代選手二桁得点を達成し、J1のベストヤングプレーヤー賞を受賞した。

 2022年シーズンから歴代エースが背負った「10番」を託された荒木。柏戦はベンチスタートに回ったが、後半11分からピッチに立つと、起爆剤としての役割を果たす。

 後半20分、鹿島はDF常本佳吾が右サイドから中央へ横パス。味方のスルーとポストプレーで、ペナルティーエリア手前で待つ荒木に流れると、右足で放ったシュートは相手DFに当たってコースが変わり、GKキム・スンギュの逆を突く形でゴールへ吸い込まれた。

 荒木はこれが今季初ゴール。データ分析会社「オプタ」によれば、J1で得点を記録した直近6試合のうち、5戦で決勝ゴールを決めており、「エース」と称えている。

 鹿島の新10番が攻撃をどのように牽引していくのか、注目が集まる。

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